羽虫

昨夜のこと、やけに虫が飛んでるなあと思い、ふと電灯を見上げると、大量の羽虫が飛び回っている。蚊取り線香を焚いているから机の上には死骸が大量に落ちているけど、隙間からどんどん入ってくるみたいだ。窓を見て顔が引き攣った。これはたまらんと思い引き上げた。椎名誠の「蚊」はどんな結末だったっけ。狭いアパートの部屋の中に蚊柱が立っている場面だけはリアルに覚えている。おかげで今朝ははたきと箒で一時間の掃除。