季節外れの蛍

仕事を終えて灯りを消し、いつものように暗闇の中手探りで鍵をかけ、月明かりをたよりに車までの数メートルを歩いていると、足元の草むらに黄緑の明滅する光、まさかの季節はずれの蛍だった。